あると便利!小型アンテナの放射効率測定に必須の設備

リバブレーションチャンバーとは

リバブレーションチャンバーというのは、電波が反響するように作られた特別な小部屋のことです。反射反響室や反響箱などと呼ばれることもあります。一般的にはあまり知られていませんが、詳細な電波関係のテストをするときにはなくてはならないものだと言えるでしょう。大型の施設に行けば同じようなテストをさせてもらうことができますが、小型のリバブレーションチャンバーがあればオフィス内で詳細な電波テストができるので、携帯端末を開発しているような会社では重宝されています。

この設備で計測ができるもの

リバブレーションチャンバー があれば、気軽に無線端末に対する放射電力を計測することができますし、他にも受信感度やスループットまで計測することができます。商品によって性能が違いますが、小型アンテナに対するダイバーシチ・ゲインもかなりの精度で調べることが可能でしょう。携帯端末設計やアンテナ設計には欠かすことのできない装置で、小型のものなら小規模事業者にも購入が可能な範囲で売られています。測定用のPCとネットワークアナライザを併用するのが一般的です。

内部構造はどうなっているのか

一般的なリバブレーションチャンバーは、小さな小部屋のようなもので、内部にはほとんどものはありません。制御盤と撹拌板の存在が目を引きます。基地局側アンテナと、キャリブレーション用のアンテナを置き、後は被測定物をセットすればそれで終わりです。他に必要なものはほとんどありません。もちろん、内部の壁はすべて金属でできていて、電波を反射反響させるように作られています。電子レンジのようにターンテーブルが設置されていて、それを回すことで精密な計測が可能になるわけです。

音は、発生してその音が何かに当たって跳ね返って聞こえる音を反響といいますが、その反響時間が長い場合など、一定に保つ反射反響室の事をリバブレーションチャンバーと言います。